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いざ张家界へ Day1

久々の一人旅へ出発

さて、この2週間楽しみにしていた久しぶりの一人旅へ出発する。

目的地は「アバター」の舞台でもある「张家界」だ。

张家界に行くためには今回は、硬座というコンパートメントタイプの座席に20時間座っていかなければならない。

とりあえず出発駅は「上海南」駅で、既に人で溢れている。

改札を通るところまでは、外国人特権のパスポート専用入り口から入ることができてよかったのだが、人が多すぎてネットがなかなか繋がらず、自分の座席番号が分からずに既に焦る。

早く座席を得てしなければ、荷物を置くスペースがなくなってしまうことが、容易に想像できるからだ。

私が20時間過ごす予定の車内の様子がこちらだ。

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道のりは本当に過酷であった。

席がない人は、通路に立って目的地へと向かう。

大声で、家族と電話し始める人もいれば、目の前のおっさんは大きな口をいびきをかいている。

スピーカーで音楽をながしている奴もいれば、通路を挟んで大声で話しているやつもいる。

夜通し電車の電気も消えないし、オール状態だ。

通路には頻繁に人が行き来し、通路側の席の私にぶつかってくる。

周りからはおそらく日本人だと気付かれたのだろうか、異様な視線を感じるが、サングラスとマスクを装備し何食わぬ顔で無視。

まさにカオス。これが本当の中国か。あまりの民度の低さに愕然とするが、どこに国に行っても所詮はこんなものだ。

なかなか足を伸ばすこともできずに、ケツは硬い座席で割れそう。

なぜ社会人になった今も私はこんな過酷な旅をしているのか。

はっきりいって全くよくわからない。そもそも満席で寝台の席が空いていなかったのだ。

飛行機という手もあったのだが、価格は10倍以上。

なんといってもこの座席は180元。我々の飲み代よりも安いのだ。1日の移動で180元は破格すぎる。

やっぱり電車に乗って旅に出る時の、このワクワクする感じはたまらない。

飛行機で目的地に簡単に辿り着くよりも、電車の鈍行でダラダラと車窓を眺めながら目的地へゆっくりと辿り着く。その過程がたまらないのだ。

中国初の旅。

いくつになっても冒険していこう。

大学生の頃は社会人になってもまだこんなことをやっているなんて思いもよらなかった。

ましてや中国。

中国に赴任させてくれた会社にも感謝しなければならないですね。

ABOUT ME
RIO
RIO
・18歳: ド田舎より上京 ・22歳: ドイツ遊学-ヨーロッパ放浪 ・23歳: バカ田大卒業-世界一周 ・23歳: 地元企業→FIRE決意-株式投資開始 ・29歳: 上海駐在-中国株開始 将来の夢:FIRE→起業して海外多拠点生活 座右の銘:「なんとかなる」