北京最終日
3泊4日の北京旅行も最終日。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎ去ってしまう。
本日は朝早く7時から活動開始。一人旅はこの辺り自由がきいていい。旅の鉄則は早め早めに行動することだ。
世界遺産の一つ「天壇」へと向かう。
天壇は、明、清時代の皇帝が天を祭り五穀豊穣を願って祭事を行った場所で、現存する中国最大の祭事建造物らしい。
北京市街の南部に位置し、総面積は273万㎡と、広大な面積を誇る緑豊かな公園になっている。大地を象徴する南端は方形の壁で囲まれ、天を象徴する北端は半円形の壁で囲まれており、北側を高く設計することで天地の世界を表現しているらしい。1998年に世界遺産に登録された。
昨日訪れた颐和园と同じく、敷地はかなり広い。
こちらがその天壇。いかに大きいかお分かりいただけるだろうか。
このエリアに入るためには、公園の入場料だけでなく共通券を購入する必要がある。We chatのアプリから簡単に購入できる。
続いて天安門へと向かう。中国の象徴といえば、この天安門だ。
1949年10月1日に毛沢東が天安門の楼閣から中華人民共和国の成立を宣言したそうだ。
ここ数日タクシーで目の前の道路を何回も往復したのだが、改めて目の前に立つと一際大きく感じられる。
ここを通り抜けると、故宮へと道が続いている。一度通り抜けると逆走して戻ってくることはできないので注意。
ホテルへと戻って、再び地下の北京料理店で最後の昼食。
食べ忘れていた北京名物「炸酱面」を食す。
なかなか美味しいが、個人的には日本の汁なし麺の方が好み。一人では食べきれないのでお持ち帰りして夜ご飯へ。
朝早くから活動したため、昼前に観光が終わってしまい、17時の電車の時間までかなり時間を持て余していたので、電車の時間を早めようと思ったが、チケットは全て売り切れ。
中国を旅行する際は、何事も早めに予約して行動することを心がけたい。あっという間にチケットは売り切れてしまう。
今回の北京旅行も人生でかけがえのない思い出になった。これだから旅はやめられない。
中国に駐在しているうちに、中国の各地を行き尽くしたい。中国旅行の良いところは、交通費も食費も安いことだ。
いつ異動になるかも分からないので、行けるときに行く。いつか行きたいではダメなのだ。
今年度末に異動になっても後悔しないよう、残りの9ヶ月を過ごしていく。