北京三日目
北京三日目。
本日は友人達は17時のフライトで帰る。最後の食事を共にすべく、北京ドックが食べられるお店へ。
ホテルの地下にある「局气・烤鸭・北京菜」というお店だ。
口コミも多く、高評価。期待大。一時間前からお店に行き、予約を取る。
早速、北京ダックを注文。めちゃくちゃ美味しそう。
皮一枚一枚が別れており、タレも一昨日食べてようなタレと違いカピカピしていない。きゅうりとネギもシャキシャキだ。北京ダックもその場で捌いている。美味だ。
続いて、真っ黒なチャーハンを頼んでみる。火がつくパフォーマンスをしてもらえる。
これもなかなか美味しい。
昼食を食べて、友人達を別れる。急に別れるとやはり寂しいものだ。
久しぶりに友人と旅行したが、楽しみを分かち合えるというのは本当に良いものだな。
ここからは一人世界遺産「颐和园」へと向かう。
颐和园は、面積が約290万㎡、昆明湖の面積が全体の4分の3を占めている。周囲は8kmあり、背後の玉泉山や西山を庭園の風景の中に取り入れている。1988年にユネスコの世界遺産に登録された。
颐和园もかなり広いので、あらかじめルートを決めておいた方が良いだろう。
私は東門から入場し、728mの長廊を歩き、万寿山を登って昆明湖を眺めた後、北へ下り北宮門へと抜けた。
こちらがその長廊。永遠と続いている。脇には暑さにやられて休んでいる人たちがずらりと並んでいる。
万寿山からの景色は絶景だ。北京に来た際はぜひ足を運んでみてほしい。
さて、ここから「景山公園」へと向かう。景山公園は故宮の北門である神武門のさらに北にある公園だ。面積は約23万㎡で、園内の南側にある影山の高さは43m。故宮と同じく北京の中心線上にあり、かつその中でも最高地点。頂上から見下ろす故宮は絶景だ。
こちらがその景色。
今回故宮に立ち入ることはできなかったが、この景色を見られて満足。こちらも本当に絶景なので、北京にお越しの際は是非足を運んでいただきたい。
本日も2万歩以上歩き、もうヘトヘトだ。
北京最後の晩餐はホテルの近くの、「硬舌酒肉」というお店へ。
こちらもクチコミが多く、高評価のお店だ。
クラフトビールを揃えており、歩き疲れの体を潤してくれる。
焼肉も美味だ。パイナップの焼きなんて合うものかと思ったが、これが意外と合う。絶対に食べてみて頂きたい。適当に選んだ、ホテルだったが、ロケーションはかなり当たりだった。
本当に美味しいお店なのだが、やはり一人で食べるご飯よりも、みんなで食べるご飯の方が美味しいものだ。
友人との旅行にも、一人旅にもそれぞれの良さがある。友人と旅行する際には、遅い人に時間を合わせなければならないし、それぞれの好みもあり調整が大変だ。友人と旅行する際には、最悪〇〇だけでも見られたらという割り切りが大切。あまり多くを期待しすぎないことだ。本当は自分がやりたいことがあるのに、お互い遠慮し合って言えない関係であるとギクシャクするケースも多々ある。長期であればあるほど尚更だ。逆に一人旅は全て自分で決めなければいけないから大変である一方、なんでも自由に決められる。起きる時間も休む時間も、観光場所も食べるものも全てが自由だ。どちらも一長一短だ。
この歳になってもこんなわがままな私と、一緒に旅行に行ってくれる友人達には本当に感謝しかない。いくつになっても思い出せるような、経験や体験をこれからも積み上げていきたいものだ。
明日は北京最終日。
朝一番「天安門広場」へと繰り出す。