武田薬品
武田薬品の100株あたりの年間配当金は180円。HPに掲載されている2009年から増配も減配もなく配当を出し続けている。
現在の株価は4,566円なので、配当利回りは約3.9%。株価も直近では右肩上がりだ。
しかしながら、配当性向は88.1%とかなり配当の維持を無理しているように感じる。ここ数年取りざたされている問題だ。
武田薬品は高配当株のポートフォリオ分散のために組み入れた銘柄。個人的には医薬品業界は、医療技術が進み、高齢化社会になっていくにつれてますます需要は高まってくると考えている。また海外売り上げ比率も高く、グローバルな企業であるので、日本だけに収益を頼っていない部分も魅力的だ。
関西電力
関西電力の100株あたりの年間配当金は50円。
現在の株価は1,818円なので、配当利回りは約2.7%。
配当性向は252.4%と前期はかなり無理をした配当だ。直近では、40%~50%程度で推移視している。増配の余地はあまりないだろう。
関西電力も高配当株のポートフォリオ分散の一つとして組み入れた銘柄。インフラ関係もディフェンシブ銘柄としては貴重な一方、不祥事が相次いでおり心配な銘柄の一つだ。関西電力だけでなく、他電力会社も不祥事が起こっており、業界自体が心配だ。業界自体そういう風潮があるのだろう。
しっかりコンプライアンスを遵守した経営を行なってほしいものだ。
ENEOSホールディングス
ENEOSホールディングスの100株あたりの年間配当金は22円。ここ数年は増配も減配もなく22円での推移だ。
現在の株価は496円なので、配当利回りは約4.4%
配当性向は47.2%。既に配当性向もかなり高いので、増配余地は少ないだろう。
ENEOSホールディングスは配当方針として、以下二つを挙げている。
- 3か年平均で、在庫影響除き当期利益の50%以上を「配当と自社株買い」で還元する
- また、安定的な配当継続に配慮し、22円/株の配当を下限とする
やはり具体的な数字をあげてくれている会社は個人投資家としては安心して株を保有できる。安定的な配当は、自分の最低キャッシュフローを計算する上で貴重だ。
ENEOSも私の好きなエネルギー高配当銘柄としてポートフォリオに取り入れた。参入障壁が高く消費者へ価格が転嫁でできるビジネスは強いというのが私の考え方だ。仮に一般市民が購入できない価格になっても、生活インフラは政府がなんやかんやと救済する。
TOKAIホールディングス
TOKAIホールディングスの100株あたりの年間配当金は32円。来季も32円予想だ。
現在の株価は904円なので、配当利回りは約3.5%
配当性向は64.8%。こちらもすでに高い比率となっており、増配は厳しいか。
TOKAIホールディングスは株主優待目当てで購入した銘柄の一つ。
年に2回も株主優待が頂ける。
- 【A】グループ飲料水宅配サービス関連商品
- 【B】QUOカード
- 【C】当社グループ「ヴォーシエル」「葵」お食事券
- 【D】TLCポイント(当社グループ会員サービスのポイント)
- 【E】LIBMO(格安SIM/スマホサービス月額利用料割引)
上記5種類の中から一点と、当社グループ結婚式場共通婚礼10%割引券及び「ヴォーシエル」「葵」お食事20%割引券をもらえる。
私はいつも水もしくはQUOカードをいただいていた。日本においても株主に対する不公平感から株主優待を廃止していく流れになっているが、個人投資家としてはやはり株主優待を維持してほしい。毎月2回もプレゼントをもらえると嬉しいものだ。