中国旅行 ツアー参加のメリット・デメリット
今回フルンボイル旅で中国現地のツアーに参加してみた。その際に感じたメリット・デメリットを整理しておきたいと思う。使用したのは「携程」というアプリ。
メリット
- 観光:効率的に観光地を回ることができる。バスだと寝られるし楽。
- スケジュール:一日の行程が全て決まっている。
- チケット:観光地のチケットが売り切れる心配がない。
- 食事:一人では入りづらい店も入ることができる。
- 宿:高級ホテルにリーゾナブルに泊まれる。
デメリット
- 言語:オール中国語。
- お金:自分でアレンジするより高い。
- スケジュール:出発時間等が決められている。
- 食事:食べるものが決まっている。好き嫌いが多い人は辛いかも。
- 宿:基本的に高級ホテル。宿にこだわりがない人は無駄に感じるかも。
メリット
観光:効率的に観光地を回ることができる
少ない日数でも効率的に観光地を回ることができるのは、大きなメリット。特に公共交通機関が発達していない地域では、観光地まで自力でアクセスするのは本当に大変だ。
観光バスで、観光地から次の観光地まで直接移動できるので、大きな時間削減になる。
スケジュール:一日の行程が決まっている
スケジュールは既に決められている。
一人で旅をすると、何から何まで自分で手配しなければならない。それが当たり前だと思っていたが、今回ツアーに申し込む人たちの気持ちがよくわかった。
なんといっても楽。朝起きてから、ホテルに着くまで旅行会社が全てをアレンジしてくれる。黙ってついていくだけで良い。
チケット:観光地のチケットが売り切れる心配がない
これが一番大きなメリットかもしれない。中国の観光地は一日の入場者を制限しているところも多い。観光地に行っても、必ず入れるとは限らないのだ。自分で手配する場合には、何日も前から自らサイトに行って、予約をしておく必要がある。
ツアー会社を使えば、そんな心配は御無用。ツアー会社が全て手配をしてくれる。
わざわざ遠くから観光に来たのに、観光スポットに入ることができなかった、、、という事態は避けることができる。
食事:一人で入りづらい店も入ることができる
一人旅だと、なかなか入りづらいお店も多い。現地のローカル店やファーストフードのようなお店にばかり入ってしまう。
その点、ツアーであれば、あらかじめ食事が手配されていることも多く、一人で入りづらいお店にも入ることができる。
食事がフリーであれば、ツアーで知り合った方々と一緒にご飯に行くのもいい。
宿:高級ホテルにリーゾナブルに泊まれる
ツアー会社は、ホテルと提携しているので自分でアレンジするよりは安く泊まれるケースも多い。自分一人では、こんなところに止まるはずもないと思うような五つ星ホテルに泊まれることもある。
自分一人だと市内の中心にあって、アクセスがよく、クチコミの評価が良くて、価格がリーゾナブルなところを選びがち。しかしツアーの場合、宿まで直送してくれるので、郊外にある綺麗なホテルに泊まれることもある。
デメリット
言語:オール中国語
現地のツアーなので、言語はもちろんオール中国語。
ある程度中国語ができないときついかもしれない。もちろん参加者も基本的にはオール中国人だ。探せば、英語版もあるのかも。
ガイドの説明は、はっきり言ってよくわからないが、集合時間など重要なことはWechatしてもらえば特段問題はない。
お金:自分でアレンジするより高い
ツアーなのでもちろん人件費がかかる。ガイド台、ホテルや食事のアレンジ代。バスの運転手にガソリン代。全部込み込みだ。自分で手配した方が圧倒的に安いのだろう。
自分でアレンジする労力と天秤にかける必要がある。
スケジュール:出発時間等が決められている
スケジュールがFIXされているのは、メリットであり大きなデメリットだ。
例えば、自分一人であれば、朝ごはんを食べて、しっかり食べた分を出してからスッキリした状態で旅に出発するのだが、ツアーだとそうもいかない。みんなと行動するので、途中でトイレに行きたいなど言いづらいし、ましてや海外のトイレは汚いので、できれば綺麗なホテルで済ませておきたい。
食事:食べるものが決まっている
食事は既にアレンジされているツアーであれば食べるものが決まっている。
好き嫌いが多い人は辛いかもしれない。実際今回のツアーでも若い中国人女性は出された食事を全然口にせず、別途大量に近くのスーパーやコンビニへ買い出しに出かけていた。
また、ツアーだとみんなで食事しなければならない。
今回は鍋料理だったのだが、みんな自分の箸を突っ込むので、衛生的にも問題だ。中国人は全く気にしないのだろうか。今回のツアーは家族連れが多く、母親たちは我先にと、可愛い我が子の皿に、すごい量の料理を盛っていく。はっきり言って争い状態だ。先に取らねば、他の人に取られてしまうという意識が強いのか。
宿:基本的に高級ホテル
ツアーの場合、宿は基本的に高級ホテルだ。ホテルがツアー全体の評価にも関わるから、ある程度良いホテルをアレンジせざる終えないのだろう。
私のように旅先の宿は、シャワーを浴びれて、横になることができればそれで良いという人間にとっては、かなり無駄な経費に感じる。もちろん同じ値段であれば、良いホテルであることに越したことはないのだが。
ホテルで過ごすのを楽しむ旅であるのであれば、いいホテルに泊まるのも良いのだが、所詮数時間しか滞在せず、寝て起きれば滞在が終了するのであるから、高いお金を払って滞在する意味もないと貧乏性の私は感じてしまう。
まとめ
観光地に必ず訪問できるという保証があるのは大きい。中国は特に人口が多く、繁忙期はあっという間にチケットが売り切れてしまうため、前もって準備しよう。
一人旅には一人旅の、ツアーにはツアーの楽しみ方がある。
さあ、旅に出よう!