フルンボイル Day5
フルンボイル5日目。
本日も朝から、ロシアと中国の国境へ。
「满洲里跨国湿地景区」という場所へ向かう。
ボートに乗り込み10分ほど北へ進む。
向かい側はもうロシア領。右端に小さく見える石碑からロシア領になるみたいだ。
ロシア領は目と鼻の先だ。今や日本は「非友好国」とされ、入国をするのも難しいだろう。大学生の時に、モスクワからウラジオストクまでシベリア鉄道で横断したのが懐かしい。
ハイラル(海拉尔)に戻り昼食。
本日も鍋だ。この鍋はなかなか美味しい。ハイラルでは有名な鍋料理屋さんと言っていたが、昼時にもかかわらず他にお客さんは入っていなかった。
昼食が終わると、「世界反ファシズム戦争ハイラル記念園」へ。
満州事変から第二次世界大戦で日本が敗戦する辺りまでの、日本軍の侵略についてが描かれている。日本人の私としては、中国人と共にツアーで参加するのは気が引ける。
日本軍はこんな北の方まで侵攻していたらしい。
周りからしきりに「日本」という中国語が聞こえる。中国の子供達もこのように教育されてくるのだろう。日本軍の残虐さが記されている。
最後はロシアも参戦してくれて、日本敗戦万歳という感じの構成になっている。
今朝のニュースを見ても思ったのだが、基本的に自国にとって良い部分しか報道されていない。自分も物事をできるだけ客観的に捉えられるよう意識しようと改めて思う。
地下は日本軍が占領時に使用していたとされる部屋がいくつもあり、ひんやりとした空気が流れている。
この記念館は高台にあるため、景色が良い。
ここでツアーの皆様とお別れ。5日間お世話になりました。5日間も一緒にいると、気さくに声をかけてくださる方も多く、一人参加だったが楽しい時間を過ごすことができた。もっともっと中国語ができるようになりたいなあ。。。
一人寂しく宿へ向かう。本日からはホテルではなく、民宿へ。
住所につくもなかなか見つからない。それもそのはず。受付など何もない。電話をしてみるとパスワードを教えるから勝手に入れとのことだ。
外国人の登録とかいらないのか?と聞くと、身分証明書の写真だけ送ればOKだと言われる。こんなスタイルもあるのか。
部屋は至って普通。普通に住居として住んでいるようなところだ。
ラッキーなことに洗濯機もあるので、許可を得て使用させて頂いた。5日間溜まっていた洗濯を回すことができてスッキリだ。
個人的には高級ホテルなんかよりも、民宿の方が落ち着く。
本日の晩飯。デリバリーで麺を注文。
気づかなかったのだが、パクチーが入っていた。。。味はそれなりに美味しい。