本業

海外赴任はつらい 中国派遣員が教える駐在員のストレスと悩み

海外赴任ってつらいの?

中国駐在員のRIOです。

海外駐在に興味はありますか?

Aさん
Aさん

興味はあるけれど、海外で住んで働くなんて大変そう。

心を病んだり、健康を崩したりする人も多いって聞くけど何がそんなにつらいんだろう。

Bさん
Bさん

家族や友人もいない土地に一人で住むなんて考えられないわ、

海外赴任にチャレンジしてみたいけれど、大変そうだなあと思っている方も多いはず。

今回は中国駐在員の私が、海外派遣員のつらいことを紹介したいと思います。

この記事を読めば、事前に海外赴任への覚悟ができるでしょう。

海外派遣員のつらいこと

言語

まず第一に言語の壁

部署柄、英語も中国語も使用するのですが、私はどちらの言語も全くできませんでした。

相手の言っていることは、よく分からないし、こちらもうまく伝えられない。

そういった中で、仕事の内容を英語⇆中国語の通訳をしなければならないのが本当に苦痛。

解決策は勉強するしかないです。毎日コツコツと継続して勉強をしましょう。

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激務

海外赴任者は激務です。

一人でこなす業務量が大幅に増えることになります。

自分起因でないトラブルに対処する毎日です。

組織上自分の役割ではなくても、ローカルスタッフができないことは日本人が処理しなければなりません。

日本人の仕事ばかりが増えていきます。いかに自分の仕事を効率よくこなせるかがキーポイント。

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プレッシャー

海外に派遣されると同じ等級でも急に現地のマネジメントの仕事を与えられるケースもあるようです。

私も、日本で部下を持ったことすらないですが、海外に来ると部下を持たされました。

マネジメント経験もなく、言語もわからない中で組織を運営するのは本当に大変なことです。

また、日本本社からの仕事のプレッシャーも強烈。成果を強く求められます。

現地スタッフと日本本社の間にたち、なかなか現地のことを理解してくれない日本への苛立ちが募ります。OKY(=お前が来てやれ)という言葉が流行るのも頷けます。

異文化

自分か慣れている文化と違う文化へ飛び込むことは強烈なストレスになります。

例えば中国ですと、

  • メンツが大事
  • 自己主張が激しい
  • 頻繁に喧嘩しているかのような議論
  • 1から10まで説明しなければ動けない
  • 平然と嘘をつく人も多い

と言ったようなことがあります。

日本は良くも悪くも、和を大切にし、自己主張をせず、空気を読む文化

これらができるのは世界でも日本くらいのものです。

日本のノーマルは世界のアブノーマルであることが多いです。

異文化に適応する能力が求められます。

食事

食事もストレスになる大きな要因の一つです。

上海は日本食が手に入るので、私生活でほとんど問題がないですが、やはり現地の油ギトギトのご飯を食べるときは、口にしたくないと思うときもあります。

日本食が全く手に入らない地域となると、なおのことストレスになると思います。

食事は毎日するものですから、日々ストレスを感じてしまいます。

人間関係

人間関係が閉鎖的になってしまうのもつらいことの一つです。

日本人は日本人で群れる傾向が強いです。

閉鎖的なコミュニティの中で、生活することになり、平日はほぼ毎日社内の同じ人間と過ごすことになります。

もしパワハラ上司や、好かない上司がいた場合、その日々は最悪なものとなります。

孤独

孤独こそが最もつらいという人も多いでしょう。

家族・友人となかなか会えず、寂しい思いをすることも多々あります。

友人の一生に一度の結婚式でさえ、参列できないこともあります。

関係も段々と疎遠になっていきます。孤独に耐えうる強い精神力が必要です。

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差別

海外にいれば、差別を受けることだって多々あります。

差別用語を使われることもあれば、目を細くするジェスチャーなど不快な思いをする場面も多いでしょう。

差別とは少し違うかもしれませんが、基本的に日本人は英語を話せないと馬鹿にされている印象を受けます。

英語が下手でも、笑ってごまかしたりせず、しっかりと自己主張することが大切です。

日本の商品が手に入りにくい

日本ではすぐ手に入る商品も、海外では手に入らないものも多いです。

食事もそうですが、女性であれば化粧品なんかも必要でしょう。

日本の書籍も手に入りません。

帰国時に大量に調達しておく必要があります。

家族のストレス

海外生活は家族にとっても大きなストレスになります。

そして家族のストレスは、自分へと跳ね返ってきます。

職場でもストレス、家庭内もストレスとなると、どんどん心が荒んでいきます。

自分のケアだけでなく、家族のケアも非常に重要です。

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毎日が単調

職場と家の往復の毎日は日本よりも強くなっていきます。

日本であれば、平日の夜は友人と飲み会に出かけたり、少なくとも休日は遊びに出かけることもあるでしょう。

駐在員は、新たに現地で友人を作るのもなんか億劫で、一人で家に引きこもっている方も多いです。

自ら何か行動を起こさなければ、毎日が単調に過ぎていきます

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海外派遣員はつらい!

海外派遣員はつらいことが山ほどあります。

かといって、もちろんつらいことばかりではありません。

海外赴任しなければ、学べないこと、経験できないこともたくさんあります。

デメリットもあれば、メリットもある。一長一短ですね。

自分の精神力を日々鍛えていきましょう。

ABOUT ME
RIO
RIO
・18歳: ド田舎より上京 ・22歳: ドイツ遊学-ヨーロッパ放浪 ・23歳: バカ田大卒業-世界一周 ・23歳: 地元企業→FIRE決意-株式投資開始 ・29歳: 上海駐在-中国株開始 将来の夢:FIRE→起業して海外多拠点生活 座右の銘:「なんとかなる」