日本株が好調すぎる

ここ最近日本株が好調すぎる。

日経平均株価はバブル後最高値を更新し続け、なんと33,706円までに急騰しているのだ。

バブル後も長い間、日本株の復活を信じて積立投資をし続けていた人たちはニヤニヤが止まらないだろう。

私の日本株における保有資産も+50%をつけ、爆発的に伸びている。特に伸びが著しいの商社株だ。コロナ禍で勇気を持って購入した商社株は2-3倍となっている。

5大商社の株を買い増したウォーレンバフェットの含み益は今や大変なことになっているだろう。やはり投資は元本がモノをいうゲームだ。私の資産ではせいぜい100株購入するのがやっとだ。あのとき自分にも数千万円の投資資金があったなら、今頃莫大な利益を手にできただろうにと悔やんでも仕方がない。資本主義社会は、自分の持っているカードで戦うしかないのだ。

これから株を始めようと思っていた方は入りづらい局面だろう。もしかしたら今後も上がり続けるかもしれないが、今の日本株は過去数十年の最高値だ。私のような逆張りバリュー投資家にとっては株式の追加購入が憚られる。株は安く買って高く売るのが基本だ。

大きな含み損を抱えていたコロナ禍よりも、含み益が大幅に出ている今の状況の方が精神衛生上はよい。どうせ含み益を抱えていようが、含み損になっていようが、売らない。ホールドし続ける。そして配当金を再投資し続けていく。入金力を強化して、余剰資金をひたすら投下していく。そうすることで、右肩上がりの年間配当金のグラフが描かれていくのだ。時間さえ味方につければ、ほとんどの確率で負けることはない。

一喜一憂せず、自分の投資スタイルを貫くこと。

この日本株の上昇トレンドもいつかは終焉する。周りの煽りに便乗して、自分の大切なお金を一極集中で注ぎ込まないことだ。自分の頭で考えて、自分の責任で、行動することが大切だ。