改善できない体質の悩み
私には幼い頃からずっと悩んでいる体質の悩みがある。
それが「汗」だ。
幼い頃から、手汗がひどく勉強しているとノートがベチョベチョになっていた。
それでも学生の時はそれほど気にしていなかった。
意識し始めるようになったのは、会社に入ってからだ。
弊社には海外会社の人と会った際、握手をする文化がある。
手汗がひどい私にとっては、最悪な文化だ。誰かが挨拶しているのを見かけると手汗がどっと出てくる。
最近の悩みは手汗に止まらない。
少し緊張状態に陥ると、全身から汗が吹き出てくる。
最近汗が止まらなくなった経験を思い出しただけでも無数にある。
- 飲み会で初対面の人と話す機会があったとき
- 中国語でのプレゼンしたとき
- 会議で意見を求められて注目されたとき
- 中国語での会話で相手が何を言っているか分からなかったとき
- 空港を間違えたのではないかと不安になったとき
- お客様へのプレゼンのとき
- 人に目を見つめられたとき
大学生の頃からか、相手の目を見て話すことも怖くなってきた。そして段々と一人を好むようになった。
最近は意識的に相手の目を見て、笑顔で接するように心がけてはいるものの、正直かなりストレスに感じている。でも改善したいと思っている自分もいる。まずは親しい友人で練習しようと心がけている。
プレゼンも同じだ。場数を踏めば、慣れくるはずだと信じて何度でもチャレンジしているが、毎度毎度大量の汗を書いている。他の人は私の汗など全く気にもかけていないはずなのだが、自分が汗をかいていると感じると、さらに汗が止まらなくなる。厄介な体質だ。
私以外にもきっと悩んでいる人は多いはずだ。
何か画期的に汗が出なくなるような、商品やサービスがないだろうか。
市販であるような、制汗剤も多汗症の私には全く効能がない。
この汗の要因は精神的な要因、いわゆる交感神経が優位になってしまうことで起きてしまう現象らしく、防ぐためにはもちろん副交感神経を優位にすればいい。
そんなことは頭でわかっていても、体が勝手に反応してしまう。
自分が他人を全く気にしていないのと同様に、他人も私のことなど全く気にしていない。そんなことは分かっている。でもダメなのだ。意識しないようにすればするほど、滝のような汗が額や傍から流れてくる。
自分の体質とうまく向き合っていくしかない。
汗をかき始めたらとりあえず、トイレに行って水で顔を洗い、紙で拭き取って心を落ち着かせるのが今できる最善の策だ。
普段からできるだけストレスを溜めないように心がけていこう。