余計なことは何もしない方がいい
なんでいつも余計なことをしてしまうのだろう。
別に特に悪意があるわけでもなく、淡々とした言動が、人の気に触ってしまうことは誰しもあるだろう。
これだから人間関係はめんどくさい。もちろん他人に気を遣えない自分自身が悪いのだが。そんなことは重々承知しているのだが、ロボットのように働く私は感情なく淡々と目の前の仕事を捌いているので、そこにすら気が回らない。いちいち悩んでいるようでは、全く仕事が進まない。
怒っている相手ほど、相手にするのがめんどくさいものはない。とりあえず平謝りしておく。やりあうのすらもめんどくさいし、労力の無駄遣いだ。
私が謝ってことが済むのであれば、正直何でもいい。謝るのでとっとと課題を解決してほしい。
誰々のせいでこうなった、あいつのせいでこうなったというつもりは毛頭ないし、興味もない。そんなこと私にとってどうでもいい。ただただ自分が影響を及ぼせる範囲のことにフォーカスし、目の前の仕事を捌くのみ。
そんなことを考えながら働いている自分にも悲しくなる。こうして自発的に動くことはどんどんなくなっていく。頭の中にアイデアがあっても人にお願いして動かすのがめんどくさくなる。本当はもっとクリエティブで、価値を生み出す仕事を失敗しても、どんどんしてみたい。日本社会は変化を嫌う人が多すぎる。
そういえば先日某社長が、部下のエンゲージメントを高めることが最も重要だとおっしゃていた。
自身にすらないエンゲージメントを、部下に高めようと働きかけるなんて到底不可能だ。
中間管理職の方々は本当に大変だなと思う。上からも下からもプレッシャーがすごい。我々世代に出世を望まない人が多いのも頷ける。負担が増える割に、給料や待遇は上がらない。会社内における、地位と名誉が上がるだけだ。昇給なんてたかがしれている。
会社が求めるのはもちろん、何事も自発的に取り組み、困難を乗り越えて会社の発展に寄与していける人間だ。自分が社長でもそのような人間を望むだろう。しかしながら、日本は終身雇用に守られ、ルーティーンワークをこなし、特に新しい価値を生み出していない人ばかりだ。こう言った人間はまもなくAIやChat GBTに変われれていくのだろう。今後はますます厳しい時代になってくる。自分に稼ぐ能力がないと思っている方こそ、早く資産を築いておくべきだ。
余計なことはせず、自分の目標に向かって突き進もう。