- 中国現地で証券口座を開設はできるの?
- 証券口座開設に必要なものは?
- 証券口座開設の流れは?
中国駐在をはじめて、資産が溜まってくるとこのような悩みが出てくる人もいるかと思います。
中国駐在者も中国現地証券口座は作れます。
ただ中国語ができないとちょっとキツイです。
証券口座に開設に必要なもの
私は光大証券という証券会社で開設いたしました。
必要な書類は下記の通りです。
- 現地の携帯
- 銀行口座
- パスポート
- 社印を押した仕事許可証のコピー
- 社印を押した会社の営業許可証
- 三ヶ月以上の給料証明
- 手続き中に証券会社から渡される書類に社印 ※後日
現地の携帯
口座開設には現地の携帯番号が必要です。
中国現地で口座を開設しようと思っている方なら当然お持ちでしょうから、特別準備する必要はないですね。
銀行口座
証券口座とリンクさせるための銀行口座が必要です。
こちらも中国現地で口座を開設しようと思っている方なら当然お持ちですね。
パスポート
もちろん必須です。
そもそもパスポートがなければ中国に渡航できませんからね。
社印を押した仕事許可証のコピー
社印を押した仕事許可証のコピーが必要です。
私の場合は総務部にお願いして書類を頂き、社印を押して頂きました。
社印に関してはスキャンNGなので原本を持参してください。
社印を押した会社の営業許可証
社印を押した会社の営業許可証が必要です。
よく飲食店で見かけるあの営業許可証ですね。
私の場合は監査室という部署にお願いして書類を頂き、社印を押して頂きました。
こちらも社印のスキャンはNGです。
三ヶ月以上の給料証明
三ヶ月以上の給料証明が必要です。
こちらは財務部にお願いして入手します。
ローカルスタッフに発行してもらうのは気が引けましたが、仕方ないです。
手続き中に証券口座から渡される書類に社印
こちらについては後述します。
口座開設までの流れ
当たり前ですが、日本語対応はありません。
全て中国語対応です。
中国語が全くできないと正直結構きついかもしれません。
不安な方はPOCKETALK(ポケトーク)を持っていきましょう。
口座開設の流れは以下の通りです。
- 書類提出
- 投資経験や方針、リスク許容度に関するアンケート
- 証券会社から渡される書類に再度社印を押してもらう
- カメラで撮影されながら、本人確認と書類等へのサイン
- アプリダウンロード
書類が全て揃っていてもおそらく開設に早くて2時間、長いと3時間ほど見ておいた方がいいです。
書類提出
窓口で書類を開設したい旨を伝えて、書類一式提出します。
窓口担当者が、何やら事細かに確認を行なっていきます。
この確認作業が非常に長いです。
アンケートに記入
アンケートに記入させられます。
日本で投資を経験された方なら、証券口座開設時に行われたことがあるかもしれません。
投資経験や方針、リスク許容度などなど中国語なのであまりよくわからなかったですが、漢字から察して記入していきます。
証券会社の書類に社印を押す
証券会社から渡される書類に社印を押してもらう必要があります。
つまり一日で口座を開設することは困難です。
会社に急ぎで社印を押してもらい、スキャンしてカラー印刷したものを持っていきましたが、原本でないとダメだと言われました。
社印を押した原本を入手して、再び証券会社を訪れる必要があります。
カメラで撮影されながら、本人確認と書類等へのサイン
一通り書類の手続き関係が終了すると、何やら音声が読み上げられ、カメラで撮影されながら返事をしなければなりません。
おそらくリスクへの同意確認かと思いますが、内容はいまいちよくわかりません。
とりあえず「好的」「明白了」と言っておけば通りました。
残りは本人確認書類複数枚へ、こちらもサインするところをカメラに取られながらサインしていきます。
アプリをダウンロード
「光大証券」のアプリをダウンロードします。
こちらはあらかじめダウンロードしておきましょう。
口座開設が完了してアプリをダウンロードすると、光大証券-と銀行のリンクを行なってくれます。
ボタンひとつで資金を移動させることができるので非常に便利です。
注意点
口座開設時の注意点です。
- 口座開設は一日で完結しません。書類に社印を押して再度持参する必要があるので、しっかりスケジューリングしておきましょう。
- 口座開設には時間がかかる。私の場合2日間合計で3時間ほどかかりました。書類を提出して特に私が何をするのでもないのですが、時間には余裕を持って開設に行きましょう。
中国株に投資しよう!
駐在員も現地証券口座を開設できます。アプリも非常に使いやすく、銀行からの資金移動もボタン一つで可能で、非常に便利です。
中国株は高配当株も多く、非常に魅力的な商品もあります。
余裕資金で投資してみてはいかがでしょうか。