- 長期留学をしてみたいけど勇気が出ない
- 長期留学のメリット・デメリットは?
- 経験者の話を聞いてみたい
長期留学をしたいと思っても、なかなか一歩が踏み出せないですよね。
ド田舎出身の私もそうでした。
ですが、もしあなたが迷っているなら絶対に一歩踏み出すべきです。
ドイツに1年留学していた私が長期留学のメリット・デメリットをお伝えします。
長期留学のメリット
語学力
留学の一番の目的といえば、語学力の向上でしょう。
留学に行けば、日本で住んで勉強するよりもはるかに多く現地の言葉に触れる機会に恵まれます。
朝起きてから、夜寝るまで現地語をシャワーのように浴びることができる環境です。
日本人とばかり群れていれば、当然上達スピードは遅くなりますが、それでも日本で生活するのとは環境は雲泥の差です。
個人の努力も重要ですが、語学力向上の環境面でのメリットは非常に大きいでしょう。
一生の友人
留学先では共に苦楽を共にするため、一生の友人に出会える確率が高いです。
私も留学時代に一生の友人ができました。留学で得た最も大きな財産だと思っています。
本当に毎日一緒にいたので、家族みたいな存在です。
一生の友というのは、他のいかなる経験や知識よりも貴重なものですね。
価値観が広がる
海外には未知の世界が広がっています。
日本では、出会えなかった人・物・文化・価値観に触れることで、いい意味で自分の常識は非常識なんだと気付かされる場面が本当にたくさんあります。
特に今日本で悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ一度旅行でもいいので海外に飛び出してみてほしいです。
自分の悩みがいかにちっぽけなものなのかに気づかされます。
自分への自信と度胸がつく
留学すると自分への自信と度胸がつきます。
自分が全く知らない世界へ飛び込んでいく、それだけでも本当に勇気がいることです。
友人も一人もいなければ、言語も全く通じない、社会のルールも分からない。
そんな中で生き抜くことができれば、自然と自分への自信と度胸がついていくでしょう。
旅行
留学中は各地へ旅行にも行きやすいです。
アメリカへ留学すれば、いろんな州へとレンタカーや飛行機を利用して旅行できますし、ヨーロッパへ留学すれば、電車を使って各国へと旅行できます。
日本からだと島国ですので海を渡らなければならず、どうしても時間とコストがかかってしまいます。
留学中は県をまたぐようなイメージで気軽に海外旅行を楽しむことができるのも大きなメリットです。

就職活動
就職活動でも大きなメリットの一つです。
留学というのは、お金も時間もかかることですので、誰しもができる経験ではありません。
留学先で、自分が本気で取り組んだこと、学んだことを上手く就職活動でアピールすることができれば、とても優位に就職活動を進めることができるでしょう。
特に海外駐在を志している人にとっては、留学をしておくことは語学の面でも後々大きな助けとなります。
日本への理解
日本への理解を深めることができます。
留学をすると、何かにつけて「日本はどうなの?」と聞かれる場面が多々あります。
日本人であるにも関わらず、自分の意見や考えを答えられない場合も多く、恥ずかしい思いをすることもあります。
そういった経験から、改めて日本のことを学ぼうと言う意識が芽生えますし、いかに日本という国が素晴らしいかに気づくこともできます。
もちろん日本が世界に遅れをとっているなあと感じることもよくあります。
留学生は、その国の代表として見られますので、しっかりと答えられるように日本についての知識を深めておきたいものですね。
長期留学のデメリット
費用
一番大きなデメリットは費用でしょう。
長期の留学費用は、現地での学費、住居費や食費等を含んだ生活費など多額の資金を調達しなければなりません。
なかなか気軽にできるものではありません。
留学するためにいくら必要なのか、自分で試算しそれに向けたアルバイトでコツコツとお金を稼いでいく必要もあります。
時間
長期留学ですから、その時間を確保しなければなりません。
大学時代での留学と仮定すると、就職が同期と比べて1年間遅れます。
仮に、留年しているときは2年遅れてしまうことになってします。
就職活動にはさほど影響しないのですが、会社の同期の年齢が2個下、2個上の先輩が年同じ歳と思うと少しやりづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん会社においては年次で決まりますので、年下の先輩でも敬語を使わねばなりません。
語学
メリットでも挙げた語学は、デメリットにもなり得ます。
長期留学をしたにも関わらず、語学が全然話せないといった事態にもなりかねないからです。
留学をしたと言うと、当然英語は話せて当然だよね。という目で見られます。
TOEICもそこそこのスコアがなかれば、周りからは何のために高いお金と時間をかけて長期留学をしたんだ?と思われかねないでしょう。
そのような事態にならないためにも、真剣に語学学習に取り組みたいものです。
孤独
海外留学生活では、孤独感を感じる方も少なくありません。
言語も話せないだと、人と絡むのも段々と億劫になりますし、アメリカやヨーロッパになると時差もおあることから、なかなか家族や友人とも生活リズムが合いません。
私の身近にも孤独に耐えきれず、帰国した人が何人もいました。

生活環境
生活環境も人によっては大きなストレスになります。
場所によっては日本食がなかなか手に入らず、現地食が口に合わず体調を崩してしまう方も多いです。
慣れない食習慣や、生活環境によって激太りしてしまうしまう人多いですね。
日本とは全てが違いますから、ある程度のストレス耐性、受け入れる力は必要です。
就職活動
メリットでも挙げた就職活動ですが、デメリットにもなり得ます。
まずは留学をしたにも関わらず、語学のレベルが低い場合。留学先で遊んでいたのかな?と捉えられかねません。
企業側は留学先で「どんな目的を持って、どのような考えを持って、物事に取り組んだのか?そこで自分のどのような強みを発揮したのか?」と言う点を見ています。
留学をしたという事実だけでは、なかなかライバルと差別化を図ることはできません。
これから留学を目指すあなたには、留学先でぜひ何か一つでも一生懸命に取り組んだことを語れるようなことに挑戦することをおすすめします。

人生一度きり!長期留学にチャレンジしよう!
人生は一度きりです。
もし少しでも挑戦してみたいという気持ちがあれば、一つ一つ課題をクリアして、ぜひ挑戦に向けてコツコツと行動を起こしてみてください。
きっとチャレンジしてよかった!と思えるはずです。
100年時代と言われている人生のたった1年です。
行動すれば、あなたの人生が変わります。
まずは短期留学からチャレンジしてみるのも良いでしょう。
