- 若手社員ってなんで会社を辞めていくの?
- 優秀な社員こそ辞めていくよね
- 周りの同期がみんな辞めていく
あなたの周りにも仕事を辞めていく方は増えているのではないでしょうか。
在宅を機に転職がしやすくなり、転職活動をされている方も多いことでしょう。
私の部署では若手が全員転職していきました。
そんな彼らに、転職の理由をヒアリングしてきましたので紹介します。
若手社員の離職要因
入社後のギャップ
大きな期待を胸に入社した新入社員。
実際は長期間に渡る研修。
研修とは名ばかりの工場勤務。
現場を知ることが大切と言われて配属されるものの、派遣工と変わらない仕事内容をさせられて辞めていく若手もいました。
社会人1年目は良くも悪くも、他業界の友人達がどんな仕事を行なっているのか気になるものです。
即戦力として働いている友人を横目に、自分は長期間にわたり工場で作業。
このままではまずいと転職を決めたパターンです。
収入が低い
いかんせん収入が低い。
上司や先輩の年代になっても自分が求める水準の給料には達しておらず、これから収入UPも望めない。
そうして転職を決意した方も多いです。
転職されていかれた方達は、基本的にみなさん給料が上がっている印象です。
大体50万~100万程度の年収UPを勝ち取っています。
やりがいがない
自分の業務にやりがいを全く感じない。
お客様と直接話をする機会もなく、毎日毎日会議と会議資料の作成ばかり。

なんのために働いているか、わからなくなった。
業務内容も生産性がないものばかり、ITの力を使えば人の手を使わずに作業を行えるものばかり。
おじさんたちの仕事が失われてしまうので、自動化はできない。
こういった社内の実態に嫌気がさして、辞めて行ってしまう若手も多かったです。
将来性を感じない
自社に将来性を感じない。
弊社は製造業でありますが、大量生産大量消費の時代は終焉を迎えました。
世の中にはサステナブルを求められ、モノの総需要は減少していく一方です。
もちろん新しい価値創造・需要創造をしていくべきですが、既存ビジネスの衰退は免れません。
会社への将来性が見込めず、今後成長していくIT業界へと転職していく方が多数いらっしゃいました。
商品に魅力がない
自社の商品に魅力を感じないという声も一定数ありました。
売るのであれば、自分が心から魅力的だと思える商品を売りたい。
一生この商品を売って人生を終わりたくないという声もありました。
最高品質と思っていた自社商品が、実際入社すると山のようなクレームを引き起こしていた際にはがっかりしたという方もいらっしゃいました。
製造業であれば、多かれ少なかれ商品クレームは起きてしまうものですが、実際の製造現場を知ってしまうと愕然とするケースもあるようです。
海外で働きたくない
海外赴任中に辞められた方には、海外で働くのが嫌だったという方もいらっしゃいました。
派遣員としてのプレッシャーと友達のいない孤独に加え、何よりも多かったのが
「婚期を逃したくない」という声です。
やはり海外赴任のある会社では人生設計が難しいですね。
お金よりもワークライフバランスを重視する若手は非常に多く感じます。

人間関係
離職する理由の中で最も多かったのは人間関係です。
- パワハラ
- 責任転嫁
- 業務の愚痴が多い
- 上司が更に上の上司に叱咤されるのをみるが辛い
- 相談できる人がいない
など、
人間関係が良ければ、どんなに仕事が辛くても励まし合いながら頑張れるものです。
まとめ
退職の理由は人それぞれです。
ここ数年で本当に多くなりましたね。
誰も就職活動をしているなんてことは告げずに、内定を得ると同時に消えていってしまいます。
やはり行動が全てですね。
